ランニングチームColors第6回練習会!!
9/27(日)、第6回練習会を開催しました。
今回は既存メンバー4人(うち1名練習会は初参加!ありがとうございます)+新たに5名(ありがとうございます!)にご参加いただきました!
10㎞組5名と5㎞組4名の2チームに分かれて走りました。
主催者は5㎞での参加でしたのが、10㎞組もコースは基本的に↓を2周してもらいました。
5㎞組はほぼ走ったことがない方にも無事(?)完走していただきました!
昨日は日中は曇っていましたが、夕方走っている途中から秋晴れになり、さわやかで走りやすい陽気でした。ようやく夏も終わり、走りやすくなってきましたが、山下公園付近の歩道は銀杏の季節がやってきそうで今後の練習会で足元が少し心配です笑
練習後は主催者製作の栗の渋皮煮パウンドケーキを強制配布。今日あたりお腹こわしている方いたらごめんなさい。その後は9名で食事に!練習後の集まりとしては最多人数を更新です。人数が多いと賑やかですね。フルーチェ師匠が事前リサーチしてくれたお店はいっぱいで入れなかったので、次回以降は予約していきましょう!師匠、ありがとう!
食事の席ではフルーチェ師匠のフルーチェトークで大いに盛り上がりました。フルーチェ師匠、ほぼ毎回登場させてしまっているせいか、初参加の方にも「フルーチェさんて誰ですか?」と言われるほどの人気ぶりでした笑
さらに今回、新キャラ「芋ようかん後輩」も登場してくれたので、今後の活躍にご期待ください。芋ようかん後輩、サブ3.5です。恐るべし芋ようかん。
さて、そんな楽しい会でしたが、『風が強く吹いている』という小説&映画の話がちらっと出たので、書きます。なぜ書くかというと主催者は原作大好きだからです。10回以上は読んでいます。長くなるので次のページにいきます。本編はここまでです。いったん中締め。ご参加いただいた方々、お疲れ様でした!
さて、第二部、『風が強く吹いている』編です。
この作品は三浦しをんさん著です。三浦しをんさんといえば『神去なあなあ日常』や『まほろ駅前多田便利軒』、『舟を編む』など本当に同じ人が書いているの?といいたくなるぐらい作品によって文体が違います。余談で長くなりそうなので、気になる方は他の作品も手に取ってみてください。
本作品『風が強く吹いている』のテーマは箱根駅伝。真剣に見る見ないは別にしても、お正月に誰もが一度は見たことがあると思います。たった10人(箱根駅伝は10人で往復します)、それも2人を除いてほぼ初心者集団で箱根を目指すという、一見荒唐無稽なストーリで夢物語だ、と批判する読者もいるようです。そんな感想を抱くやつは小説じゃなくてノンフィクションでも読んでろよ、と言いたくなるのをぐっとこらえて続けます。
物語ですが、竹青荘、通称「アオタケ」と呼ばれるオンボロ寮に住む10人の住人達(駄洒落じゃありませんよ)により展開していきます。中心は4年生の清瀬灰二(きよせはいじ)と1年生の蔵原走(くらはらかける)ですが、その他の8人の住人も丁寧に描かれています。それぞれに個性があり、魅力的な10人です。またこの作品、とにかくセリフや表現が秀逸です。
いくつか紹介します。
「俺は知りたいんだ。走るってどういうことなのか」
「長距離選手に対する、一番の褒め言葉がなにかわかるか」
「速い、ですか?」
「いいや。『強い』だよ」
「速さだけでは、長い距離を戦い抜くことはできない。天候、コース、レース展開、体調、自分の精神状態。そういういろんな要素を、冷静に分析し、苦しい局面でも粘って体をまえに運び続ける。長距離選手に必要なのは本当の意味での強さだ。俺たちは『強い』と称されることを誉れにして、毎日走るんだ」
「ほら、彼方が見える。きらめく何かまで、あともう少し。」
言葉って力だよな、と改めて感じられる1冊です。走ることへのモチベーションが上がりますし、走ることに向き合う材料にもなるので、是非一度手に取ってみてください。映画化もされていて小出恵介さんや林遣都さんが出演しています。映画もテンポよくおもしろい(地の分で表現できる小説と違い映像なので仕方ありませんがラストがやや過剰演出かなと思っています)ので、読書が苦手な方は是非映画をご覧ください。
主催者自身はこの『風が強く吹いている』と堂場瞬一さん著の『チーム』で走ることへのモチベーションを高めています。『チーム』についてはいつかどこかの機会で。
趣味が読書なのでついつい熱く語ってしまいましたが、とても読みやすく、おもしろい作品なので是非ご一読ください!
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